参院選比例区金銭疑惑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 02:27 UTC 版)
「進歩党 (日本 1987-1993)」の記事における「参院選比例区金銭疑惑」の解説
1989年の参院選比例区の名簿順位をめぐって、順位は候補陣営からの献金額で決まったのではないかという疑念が選挙後、党内に発生。1位指名を受けた候補・青木勝治が自ら党の会議で明らかにするに及んで党内は混乱し、真相究明を求める若手党員が政治団体「進歩党をまじめに考える会」を結成したり、田川らを東京地検特捜部に告発し、田川も告発した党員を誣告罪で逆告訴するという泥沼状態に陥った。このことで党勢拡大はストップし、党東京都連代表依田米秋ら離党者も相次いだ。そして田川の政界引退とともに党は解散するに至った。 東京地検特捜部を舞台にした告訴合戦は双方とも不起訴に終わった。「進歩党をまじめに考える会」機関紙の記事内容をめぐって横浜地方裁判所で続いていた同会代表の進歩党山口良樹県連合所属党員(当時26歳)と進歩党所属鎌倉市議会議員助川邦男の民事訴訟は、山口県連党員側が実質勝訴した。
※この「参院選比例区金銭疑惑」の解説は、「進歩党 (日本 1987-1993)」の解説の一部です。
「参院選比例区金銭疑惑」を含む「進歩党 (日本 1987-1993)」の記事については、「進歩党 (日本 1987-1993)」の概要を参照ください。
- 参院選比例区金銭疑惑のページへのリンク