南東鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/04 06:50 UTC 版)
最後に、南東鉄道が入札にかけられた。当初は南東部の鉄道すべてを売却する予定であったが、テワンテペク地峡を国に残し、残る路線を民営化することに変更された。1998年6月、メキシコ第二の建設会社でるトリバサ・グループ(Grupo Tribasa)を中心とするグループが28億9800万メキシコ・ペソ(約460億円)で落札し、フェロスールとした。このグループは、トリバサが55%、メキシコの金融グループであるインブルサ・グループ(Grupo Financiero Inbursa)が40%、アメリカの鉄道会社、オムニトラックスが残る5%を分担している。引き渡しは同年12月であった。その際、ユカタン半島の路線について、トリバサ・グループは購入しないことを決め、それ以外の路線を承継した。
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