医師トレヴェスとの出会い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 02:35 UTC 版)
「ジョゼフ・メリック」の記事における「医師トレヴェスとの出会い」の解説
この年11月、ノーマンはメリックを伴ってロンドンに出向き、ホワイトチャペル・ロードの見世物小屋で興行をうった。ホワイト・チャペルのロンドン病院の外科医であったフレデリック・トレヴェスはこのことをきっかけとしてメリックの存在を知り、自ら診察。トレヴェスは12月にはロンドン病理学会でジョゼフの症例を報告し、このときにはジョゼフ自身も標本として回覧に供されている。翌年3月には同学会で再びメリックの症例をテーマとした、写真を用いての研究発表が行われ、これをもとにロンドンのユニバーシティ・カレッジの内科医ヘンリー・ラドクリフ・クロッカーはジョゼフを「皮膚弛緩症および神経腫性象皮病」と診断した。
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