北軍中候とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 北軍中候の意味・解説 

北軍中候

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 07:57 UTC 版)

北軍中候(ほくぐんちゅうこう)は、中国後漢以降の官職。宮殿を守る五営を統括した。

秩禄は六百石で、屯騎校尉、越騎校尉、歩兵校尉、長水校尉、射声校尉(各秩禄比二千石)の五営を監督することが職務であった。

前漢においては中塁校尉が置かれて北軍を総領したが、後漢では廃止されている。

北軍中候は属吏7人がおり、北軍中候自らが選んで招聘することができた。

三国時代においては北軍中候の役割を中領軍が果たすようになっており、北軍中候は廃止されたが、の武帝司馬炎泰始4年(268年)に北軍中候が復活している。最終的には中領軍・領軍将軍が置かれ、南朝宋以降北軍中候は廃止された。

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「北軍中候」の関連用語

北軍中候のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



北軍中候のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの北軍中候 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS