北海道回航
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 14:21 UTC 版)
4月25日鳳翔は北海道回航を指示された。海底電線を引くために青森港近海の測量を行うためで、5月20日午前10時に大坂丸と共に品川港を出港する予定とした。 6月30日時点の中艦隊は雲揚、日進、春日、龍驤、東、鳳翔、第二丁卯で編制されていた。 鳳翔は7月20日函館を出港、千島を巡回し8月18日根室港に帰着した。ここで鳳翔に函館でのプロイセン王国領事殺害の報告が入り、鳳翔は根室を21日出港し函館へ回航した。鳳翔は襟裳岬沖で暴風に遭い、マスト2本が折れるなどの被害が出、函館には26日頃到着した。9月8日に鳳翔、大坂丸、千代田形に帰京の命令が出され、鳳翔は11日に室蘭に回航、その後に鍬ヶ崎(宮古港)、山田港に寄港し、9月21日午後7時32分に品海に帰着した。
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