北本秀樹とは? わかりやすく解説

北本秀樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 22:44 UTC 版)

北本 秀樹(きたもと ひでき、1954年1月22日[1] - )は北海道札幌市出身[2]チェリスト。現在サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーである。

1969年に桐朋学園高等学校に入学、チェロを青木十良[3]、室内楽を斎藤秀雄に師事した。その後桐朋学園大学のディプロマコースを経て1973年に第42回日本音楽コンクール・チェロ部門で第2位となった[4]。1975年に東京フィルハーモニー交響楽団に入団、1977年にはジュリアード音楽院文化庁の海外派遣研究生として派遣された。1980年の第15回民音室内楽コンクールで優勝した[2]

1984年3月16日に新宿文化センターで行った下山一二三の作曲したWAVEの演奏は朝日新聞で絶賛された[5]

1988年に香港で行われた第12回アジア芸術祭に出場、1994年にチューリッヒ室内管弦楽団が来日した際にソリストを務めた[6]

1996年に21年間首席奏者を務めた東京フィルハーモニーを退団している[2][7]

2003年に事故に遭い当初同年6月に予定されていた岡山潔、服部芳子、川崎和憲との弦楽四重奏コンサートが11月に延期された[8]

現在、桐朋学園大学、桐朋芸術短期大学、日本大学、山形大学、洗足学園音楽大学において講師をつとめる。

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.506
  2. ^ a b c 弦楽器指導陣”. 洗足学園音楽大学. 2011年2月19日閲覧。
  3. ^ 新星堂チェーン・CDショップ・グッディーズ新譜情報”. melma!. 2011年5月4日閲覧。
  4. ^ 入賞者一覧”. 日本音楽コンクール. 2011年2月19日閲覧。
  5. ^ 藤井たぎる. “創作ノート”. 2011年5月4日閲覧。
  6. ^ トレーナーの紹介”. 首都大学東京管弦楽団. 2011年5月4日閲覧。
  7. ^ エプソンクラシックCD 和波孝禧”. EPSON. 2011年5月4日閲覧。
  8. ^ エレオノーレ弦楽四重奏団” (2003年). 2011年2月19日閲覧。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「北本秀樹」の関連用語

北本秀樹のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



北本秀樹のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの北本秀樹 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS