北山茶臼山古墳とは? わかりやすく解説

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北山茶臼山古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 02:36 UTC 版)

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北山茶臼山古墳
所在地 群馬県富岡市南後箇99
形状 円墳(前方後円墳の可能性あり)
規模 直径約40m
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北山茶臼山古墳(きたやまちゃうすやまこふん)は、群馬県富岡市にある古墳。本記事では、同古墳と関わりが深い北山茶臼山西古墳(きたやまちゃうすやまにしこふん)についても述べる。

概要

北山茶臼山古墳は、富岡市の丘陵上にある二段構成の円墳で、1894年明治27年)に発掘されたが出土品の多くは紛失し、現在同古墳出土と確定できるのは宮内庁が所蔵する三角縁神獣鏡1面のみである。

埋葬施設

  • 不明(竪穴系)

出土品

三角縁神獣鏡1面(宮内庁所蔵)を除き、多くは不明である。

北山茶臼山西古墳

北山茶臼山西古墳
所在地 群馬県富岡市下高瀬
形状 前方後方墳
規模 28m
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北山茶臼山西古墳は破壊されたため、詳細不明である。 全長28m、後方部一辺18m、前方部幅17m。1986年昭和61年)に発掘された。埋葬施設は木棺直葬。昭和30年代に開墾のため墳丘が大きく崩され、その時、変形四獣鏡が出土した。消滅前の発掘では、埋葬施設周辺から銅鏡、鉄矛、ガラス小玉、農具が出土した。現在出土品は富岡市立額部小学校に保管されている。

甘楽富岡地域では最も早く出現した古墳とされることが多いが、実際は富岡市宇田の安曽岡遺跡2号墳(4世紀初頭~前半)である。




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