北信濃の村上義清
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 14:34 UTC 版)
村上氏は清和源氏の流れをくむ北信濃の名族であり、鎌倉幕府の御家人となり、南北朝時代・室町時代に入ると信濃の支配を巡って守護の小笠原氏とも度々戦火を交えていた。 この時代の当主の村上義清は猛将として知られ、葛尾城を本拠に埴科郡、高井郡、小県郡、水内郡を勢力下におさめ、村上氏の全盛期をもたらしていた。村上義清にとって武田晴信は、信濃全土を支配するためどうしても倒さねばならない難敵であった。 村上氏の勢力圏と隣接する佐久郡を制圧した武田氏との戦いは避けられない情勢となった。
※この「北信濃の村上義清」の解説は、「上田原の戦い」の解説の一部です。
「北信濃の村上義清」を含む「上田原の戦い」の記事については、「上田原の戦い」の概要を参照ください。
- 北信濃の村上義清のページへのリンク