北イエメン内戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 03:29 UTC 版)
北イエメン内戦(きたイエメンないせん)は、1962年から1970年までの間、旧イエメン王国の王党派と、イエメン・アラブ共和国政府の共和派が、北イエメンで戦った内戦。
最終的に、双方の妥協によって、共和派が政府の統制力を獲得した。
| 北イエメン内戦 | |||||||
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エジプト軍の機甲攻撃を撃退しようとする王党派イエメン軍。 |
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| 衝突した勢力 | |||||||
| 王党派 |
共和派 |
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| 支援: |
支援: |
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| 指揮官 | |||||||
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概要
内戦時、王党派側はサウジアラビアから支援を受け、共和派側はエジプトとソビエト連邦から支援を受けていた。
しかし、第三次中東戦争(1967年)の影響で、エジプトは北イエメンの内戦に関与する余力がなくなり、そのことが停戦を実現させる要因となった。
参考文献
- Stearns, Peter N (2001). The Encyclopedia of World History. Houghton Mifflin. pp. relevant pages: 985-986. ISBN 0-395-65237-5
- Lapidoth, Ruth (1982). The Red Sea and the Gulf of Aden (International Straits of the World). Kluwer Law International. pp. relevant pages: 66. ISBN 90-247-2501-1
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