労働協約との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/17 10:03 UTC 版)
労働協約の労働者の待遇に関する基準についての条項(規範的部分)に違反する労働契約の部分は無効なり、この無効となった部分は労働協約に定める基準によることになる(労働組合法第16条前段)。 労働契約に定めがない部分についても、労働協約に定める基準によることになる(労働組合法16条後段)。 労働組合法の労働契約は、労働組合法第3条の労働者概念に対応したもので、労働契約法や労働基準法の労働契約よりも広い概念である(労働協約を締結した労働組合の組合員に対して、原則有利不利関係なく適用される)。
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