割当価格1円で第三者増資
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 21:22 UTC 版)
「サンライズ・テクノロジー」の記事における「割当価格1円で第三者増資」の解説
サンライズ・テクノロジーは2004年6月、突如として行使価格1円での第三者割当増資を発表した。割当対象はバイアウト・ファンドとして知られているロータス投資事業組合で、同時に新株予約権も発行した。1円での第三者割当は無論前代未聞の事態であり、同時に会社側が自ら「株価1円が妥当価格である」と宣言しているようなものでもあるため、投資家の間でも大きな話題となった(それでも新株発行数が膨大であったため、この増資でサンライズ・テクノロジーは数十億円の資金を調達している)。 なお、サンライズ・テクノロジーはこの年の6月から10月にかけて計5回、株価1円での増資・債務株式化を行っており、のちに2007年の上場廃止決定後にも解散決議回避の目的で、再びで2億4000万株という大量の新株予約権を実質1円で発行している。
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