剣術の実力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 08:53 UTC 版)
天然理心流試衛館に入門した翌年の万延元年(1860年)に刊行された『武術英名録』(江戸を除く関東地方の剣術家名鑑)に土方歳三の名が掲載されており、すでに一定の実力に達していたことが窺える。ただし、天然理心流道場では歳三は中極位目録までの記録しか現存していない。 真紅の面紐に朱塗りの皮胴など洒落た防具を使用していたという。高幡不動の境内をよく稽古場所として使っていたともいわれる。新選組が屯所としていた八木邸の八木為三郎の述懐によれば、新選組の剣術稽古で、近藤勇や芹沢鴨は高いところに座って見ていることが多かったが、歳三はいつも胴を着けて汗を流しながら指導していたという。
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