前荷台運搬車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/20 10:16 UTC 版)
昭和初期には、米や氷など100kg前後の重量物の運搬用として、自転車の前に荷物を載せる前荷台運搬車が多数販売されていた。重さに耐えるため、フロントフォークと一体化した荷台やリヤカー用の太いフロントホイールが特徴である。これは宮城県仙台市の鍛冶屋が商店の注文を受けて制作した物が原型であるため「仙臺自転車」とも呼ばれた。現代では重量物の運搬は自動車に取って代わられたが、発祥の地である仙台市中心部には過去に購入した自転車を現代でも利用している店が多数存在する。また宮城県内には仙臺自転車を展示している施設が複数ある。
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