制限と拡張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 14:12 UTC 版)
オリジナルの実装は使用メモリが少なくなるように設計された: 16ビットに収まるように最初の名前は2文字 ケーパビリティ名は2文字 記述は1023文字まで インクルードできる記述は1個まで。最後に置かなければならない 比較的新しい実装ではエントリの最初に2文字の名前を書かなくてもよくなっている。 ケーパビリティ名は未だに全ての実装で2文字である。 端末の記述を読み込む tgetent 関数は、呼び出す側が十分なサイズのバッファを用意せねばならず、そのサイズは1024バイトとされていた。新しい実装ではバッファの代わりにNULLポインタを渡すことでこの制限が緩和されている。またterminfoがtermcapをエミュレートしている場合もあり、その場合は固定長バッファは使わない。 terminfoによりエミュレーションの場合は、他のエントリを複数インクルードすることができ、位置の制限もない。はっきりと文書化されてはいないが、いくつかの新しいtermcap実装でもこの機能が取り入れられている。
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