利益剰余金の構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 03:34 UTC 版)
利益剰余金は法定準備金である利益準備金、種々の任意準備金(任意積立金)、繰越利益剰余金から構成される。利益準備金は用途が資本の欠損填補などに限定され、会社法で毎決算期に一定額を積み立てることが義務付けられている。任意準備金は会社の定款や株主総会の決議によって任意に用途目的を決定できる。事業拡張積立金や配当平均積立金といった目的用途があらかじめ指定されているものが多いが、別途積立金は特定の目的が指定されていない。あらかじめ用途目的が指定されている積立金であっても、株主総会の承認があれば当初の目的外の用途に当てることができる。
※この「利益剰余金の構成」の解説は、「内部留保」の解説の一部です。
「利益剰余金の構成」を含む「内部留保」の記事については、「内部留保」の概要を参照ください。
- 利益剰余金の構成のページへのリンク