切削工具材質としてのサーメット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 14:47 UTC 版)
「サーメット」の記事における「切削工具材質としてのサーメット」の解説
切削工具材質には、主に炭化チタン (TiC) や炭窒化チタン (TiCN) などのチタン化合物をニッケル (Ni) やコバルト (Co) で結合したものが多く用いられる。こうしたチタン系のサーメットは、超硬合金と比べて鉄との親和性が低く、鋼の仕上げ切削においてとくに有効とされる。そのほか、硬質化合物としては炭化ニオブ (NbC) なども用いられる。
※この「切削工具材質としてのサーメット」の解説は、「サーメット」の解説の一部です。
「切削工具材質としてのサーメット」を含む「サーメット」の記事については、「サーメット」の概要を参照ください。
- 切削工具材質としてのサーメットのページへのリンク