分布および生育環境
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/27 23:23 UTC 版)
「パフィオペディルム・デレナティイ」の記事における「分布および生育環境」の解説
ベトナム中南部に産する。石灰岩地帯の山間部で、林床の岩上に腐植土の溜まったところに生育する。 ただし、この種の原産地に関しては少々の事情がある。最初にヨーロッパに導入されたのは1913年頃とされるが、この時は詳細な産地がわからないままにフランスの軍人によってベトナム北部のトンキンから持ち込まれたが、この株は枯死した。その後1922年に、これも産地不明確なまま、再発見された株から実生によって得られた系統が導入され、これが世界に広まった。再発見者は M. Delenat である。詳細な産地が確認されたのはさらにおくれて1992年頃であった。
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