凱旋青年公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/16 00:30 UTC 版)
| 凱旋青年公園 개선청년공원 |
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|---|---|
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| 所在地 |  北朝鮮 |
| 座標 | 北緯39度2分52秒 東経125度45分29秒 / 北緯39.04778度 東経125.75806度座標: 北緯39度2分52秒 東経125度45分29秒 / 北緯39.04778度 東経125.75806度 |
| 開業 | 1984[1] |
| 開園期間 | 通年営業 |
| 面積 | 40 ha[1] |
| ジェットコースター数 | 1 |
凱旋青年公園（がいせんせいねんこうえん、朝鮮語: 개선청년공원）は、朝鮮民主主義人民共和国の平壌にある遊園地である。金日成競技場の近く、牡丹峰の西の麓にある。1984年に凱旋門献納の一環として開園した[2]。メリーゴーラウンド、ファンハウス、観覧車のようなアトラクションがあり、面積は40ヘクタールである[1]。
1959年までは箕子朝鮮の建国者である箕子（中国の殷に出自を持ち、朝鮮に亡命して箕子朝鮮を建国した）の墓である箕子陵があった。しかし、ナショナリズムの高揚した近代以降の韓国や北朝鮮では、中国（殷）人である箕子によって建国された中国系国家というのはナショナリストにとって都合が悪いため、中国人起源の箕子朝鮮は顧みられぬこととなり、1959年に箕子陵を「封建的支配階級の事大主義の産物であり、朝鮮民族への侮辱」[3]と断ずる金日成の指示によって箕子陵を破壊し[4]、その跡地が凱旋青年公園となった。
2010年4月に公園は改装され、その後金正日が訪れた[5][6]。公園内の10個のアトラクションをすべて乗るには1,600ウォンかかる[5]。
2010年にイタリアから輸入した「ベリーダウン」ジェットコースターがオープンした[7]。2013年現在、バンパーカー、コーヒーカップ、回転ブランコ、スペースショットなどのアトラクションがある[8][9]。
脚注
- ^ a b c “VNC Asia Travel - Pyongyang”. Vnc.nl. 2012年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月4日閲覧。
- ^ http://www.wikimapia.org/609033/Kaeson-Youth-Park
- ^ “宗岩:朝鮮的箕子陵与檀君陵”. 撫順七千年网站. (2015年6月5日). オリジナルの2018年1月3日時点におけるアーカイブ。
- ^ “走出中国第一人——箕子”. 中国山東省人民政府. (2014年10月27日). オリジナルの2018年1月3日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b Yoshihiro Makino (2011年12月6日). “Kim Jong Il inspects Pyongyang amusement park”. The Asahi Shimbun. オリジナルの2011年12月7日時点におけるアーカイブ。 2012年5月23日閲覧。
- ^ "The Eerie Amusement Parks of North Korea" by Dahlia Rideout DivineCaroline.Com Archived January 2, 2012, at the Wayback Machine.
- ^ Barry Neild (2011年8月20日). “The happiest place in North Korea”. cnn.com 2015年5月23日閲覧。
- ^ http://dprk-golf.tumblr.com/post/63744293412/north-koreans-get-a-rare-dose-of-state-sanctioned
- ^ http://dprk-golf.tumblr.com/post/63744405321/joseph-stalin-meets-walt-disney
外部リンク
- 凱旋青年公園のページへのリンク
