冷間仕上げ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 06:55 UTC 版)
いちど製造した鋼管を、常温のまま(または多少加熱してから)ダイスと呼ばれる金型を通して所定の寸法に仕上げた物。金型を通すことで寸法精度・表面性状共に優れた製品ができる。金型を次第に小さくして連続して通すことで、細い管の製造も可能。素材に過酷な加工が加わるので、強度は大幅に上昇するが、粘り強さが損なわれるため、必要に応じて熱処理を行う。多大な工程が必要なため、かなり高価になる。JISでは仕上げ記号「C」で区分することがある。
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