写本と書誌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/16 02:49 UTC 版)
群山記には以下に述べるとおり、3点の写本が知られている。このうち、伴存自筆と推定されるのは、伴存門弟の堀田龍之介の所蔵していた『和州吉野郡群山記』1本のみで、他の写本は自筆稿からの異本である。しかし、それら異本は、著者自身が一度も用いなかった「名山図志」なる語を書名としたり、正しくは「志」とすべきところを「誌」と書き誤るといった書誌学的な過誤だけでなく、学術的な博物誌であるにもかかわらず名所案内として解題するなど問題の多いものである。
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