円通寺 (清瀬市)とは? わかりやすく解説

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円通寺 (清瀬市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 22:21 UTC 版)

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円通寺
所在地 東京都清瀬市下宿2-521
山号 清水山
宗派 真言宗豊山派
本尊 観音菩薩
創建年 興国元年(1340年
開基 新田義助
文化財 観世音菩薩立像本尊、観世音菩薩立像前立、円通寺長屋門(以上、清瀬市指定有形文化財)
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円通寺(えんつうじ)は、東京都清瀬市にある真言宗豊山派寺院

歴史

1340年興国元年[1])、新田義助の開基である[2]。義助は新田義貞の弟である。

義助は、鎌倉松ヶ岡(現・神奈川県鎌倉市山ノ内)から観音菩薩像を持ち出し、当地でが動かなくなったことから、この像を安置する寺を創建したという。この逸話により「駒止観音」と呼ばれている。なお史実の義助は当時中部地方で行動しており、実際には義助の関係者が義助兄弟の菩提を弔うために建てたものと推測される[2]

文化財

  • 観世音菩薩立像本尊(清瀬市指定有形文化財 昭和54年4月6日指定)[3]
  • 観世音菩薩立像前立(清瀬市指定有形文化財 昭和56年10月1日指定)[4]
  • 円通寺長屋門(清瀬市指定有形文化財 昭和56年10月1日指定)[5]

交通アクセス

脚注

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  1. ^ 新田義助は南朝方なので、南朝元号を用いることとする。
  2. ^ a b 東京都歴史教育研究会 編『東京都の歴史散歩 下(歴史散歩13) 多摩・島嶼』山川出版社、2005年、29-30p
  3. ^ 観世音菩薩立像本尊清瀬市
  4. ^ 観世音菩薩立像前立清瀬市
  5. ^ 円通寺長屋門清瀬市

参考文献

  • 東京都歴史教育研究会 編『東京都の歴史散歩 下(歴史散歩13) 多摩・島嶼』山川出版社、2005年



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