円成寺大日如来坐像(奈良県奈良市、国宝)
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奈良仏師運慶の現存する最古の作品である。台座の銘によって安元2年(1176年)の制作であることがわかる。像高約99センチメートルの寄木造で智拳印を結んでおり、漆箔で仕上げている。均整の取れた引き締まった体躯表現や張りのある表情に慶派の特色がよくあらわれている。
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