内外工業いくえい会観音新町運動広場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/28 03:14 UTC 版)
内外工業いくえい会観音新町運動広場 | |
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分類 | 運動公園 |
所在地 |
広島市西区観音新町四丁目10番170-8号
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座標 | 北緯34度21分41秒 東経132度24分38秒 / 北緯34.36139度 東経132.41056度座標: 北緯34度21分41秒 東経132度24分38秒 / 北緯34.36139度 東経132.41056度 |
開園 | 2025年3月29日 |
公式サイト | 公式ウェブサイト |
内外工業いくえい会観音新町運動広場(ないがいこうぎょういくえいかいかんのんしんまちうんどうひろば)は、広島県広島市西区観音にある運動公園。
2025年開場。命名権を一般社団法人内外いくえい会が取得している。施設は県と市の共同所有[1]、指定管理者西区スポーツパートナーズが管理している。
施設
2016年11月広島東洋カープは前田健太のポスティングシステム移籍で生じた譲渡金の一部を広島市に寄付、この金を原資として市が主体となって施設整備が進められた[3]。人工芝と照明の整備にはスポーツ振興くじ助成金を活用しており[4][5]、人工芝工事は公募型プロポーザル方式で選定の結果ミズノが行った[6]。周辺のクスノキは元々駅前通りの中央分離帯に植えられていたもので、 広島電鉄駅前大橋ルート整備に伴い当地に移植された[7]。
広島県内随一の人工芝グラウンドと駐車場を持つ[7]。市は少年野球やサッカーでの利用のほか、全国大会開催も視野に入れている[1]。
沿革
2017年策定された「広島西飛行場跡地利用計画」に基づき、旧滑走路(県・市共有地)に整備された。2020年開場の予定で進められたが、MICE施設整備の候補地となったためペンディングとなった[3]。2022年7月造成開始[1]、2023年開場の予定で進められた[8]が、G7広島サミットで警備用ヘリコプターのヘリポートとして利用されることになったため一時中断している[9][7][1]。
2025年3月開場[7]。総工費約18億6千万円[1]。財源はカープからの寄付金6億円と、残りが県と市の折半になる[1]。
当初から指定管理者制度を導入している。西区内にある西区スポーツセンター・南観音庭球場・南観音運動広場とともに4施設共同の指定管理で公募、シンコースポーツ中国(株)・(株)イズミテクノからなる西区スポーツパートナーズに選定された[10]。契約期間は2030年3月末まで[10]。
維持費捻出のため当初から命名権を活用している[1]。内外工業(株)を母体とする(一社)内外いくえい会が取得し「内外工業いくえい会観音新町運動広場」とした[11]。命名権料は年440万円で、期間は2030年3月末まで[11]。
交通
脚注
- ^ a b c d e f g h i j “広島西飛行場跡地の運動広場、3月29日オープン”. 中国新聞 (2024年1月26日). 2025年3月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g “観音新町運動広場が令和7年3月29日にオープンします”. 広島市 (2024年12月27日). 2025年3月29日閲覧。
- ^ a b “広島市がスポーツ広場の整備再開へ 広島西飛行場跡地の再開発計画、22年度の完成目指す”. 中国新聞 (2020年4月27日). 2025年3月29日閲覧。
- ^ “スポーツ振興くじ(toto)助成金を受け、広島市観音新町運動広場の人工芝グラウンドを整備しました!”. 広島市 (2024年11月5日). 2025年3月29日閲覧。
- ^ “令和 5 配分 くじ”. 日本スポーツ振興センター. 2025年3月29日閲覧。
- ^ “【公募型プロポーザル】広島西飛行場跡地多目的スポーツ広場に敷設する人工芝等の供給等事業”. 広島市 (2023年3月1日). 2025年3月29日閲覧。
- ^ a b c d "【ツイセキ】西飛行場跡地に「多目的スポーツ広場」整備進む 少年野球・サッカー対応の人工芝グラウンド". 広島ニュースTSS. 22 May 2024. テレビ新広島. 2025年3月29日閲覧。
- ^ “広島西飛行場跡地に「多目的スポーツ広場」工事着手・5年度供用開始へ”. 広島ニュース 食べタインジャー (2022年11月17日). 2025年3月29日閲覧。
- ^ “[2023広島サミット] 西飛行場跡地に警備ヘリ発着場 広場計画1年遅れ 1~7月限定”. 中国新聞 (2022年11月17日). 2025年3月29日閲覧。
- ^ a b “西区スポーツ施設に係る指定管理者候補者の選定について” (PDF). 広島市 (2023年3月1日). 2025年3月29日閲覧。
- ^ a b “2施設の命名権取得者決定 広島市の観音新町運動広場と安佐南区スポーツセンター”. 中国新聞 (2024年1月21日). 2025年3月29日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 内外工業いくえい会観音新町運動広場のページへのリンク