共鳴実験とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 状態 > 共鳴 > 共鳴実験の意味・解説 

共鳴実験

【英】:resonance experiment

光周反応概日リズムとの関係調べるための実験。一定の長さ明期種々の長さ暗期からなる光周期明暗サイクル)のもとで、休眠花芽形成などの光周反応あらわれ方を調べる。かりに明期12時間とした場合光周期明暗サイクル)の長さは、暗期6時間の場合18時間10時間の場合22時、12時間の場合24時間・・・・・となり、それぞれの光周期のもとで光周反応調べる。光周期長さによって光周反応変化し、約24時間あるいはその倍数のときにピークになるような結果得られれば、これらの光周期共鳴する機構すなわち概日時計関与している可能性があるとされる。光周反応が約24時間光周期のときにだけピークになる場合は、概日時計のように振動型ではなく、1サイクルだけ作動するhour-glass 砂時計型の計時機構はたらいている可能性があるといわれるこの方法を思いついた人の名前をとってNanda-Hamner experimentナンダ-ハムナー実験)ともよばれる(図6)




共鳴実験と同じ種類の言葉

このページでは「時間生物学用語集」から共鳴実験を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から共鳴実験を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から共鳴実験 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「共鳴実験」の関連用語

共鳴実験のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



共鳴実験のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日本時間生物学会日本時間生物学会
Copyright © Japanese Society for Chronobiology | All Rights Reserved

©2024 GRAS Group, Inc.RSS