六公国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 17:02 UTC 版)
建国帝アルパードの征旅に従い、功績を挙げた6人の友人たちに与えられた国。皇帝領と連合する。10州をもって1公国を成し、公国の君主は国公と呼ばれる。公国には竜牙(ドルグレイヤ)、虎翼(ティグラネット)、金鴉(アルトクリーフ)、銀狼(サインボルフ)、銅雀(スパルコーア)、黒羊(カーラヒルプ)の名が冠せられる。次期皇帝を選出する選帝公(マグナート)の資格を有し、4人以上の選帝公の支持なくしては帝位に就くことはできない。国公の下には、国政を輔弼する国相(メシュテル)が存在する場合もある。封建諸侯として、公国の内政自治権、徴税権、徴兵権、司法権、立法権を与えられるが、帝国の宰相(フェイエデレム)職には就けない。公国同士の紐帯を防ぐため、公国と公国の間は皇帝領によって隔てられている。アルパード帝の巧みな婚姻政策で、各国公家には帝室の血が流れている。
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