六ヶ所村ラプソディー
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六ヶ所村ラプソディー | |
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Rokkashomura Rhapsody | |
監督 | 鎌仲ひとみ |
製作 | 小泉修吉 |
出演者 | 菊川慶子 坂井留吉 上野幸治 小笠原聡 岡山勝廣など |
音楽 | 津軽三味線奏者 倭(やまと) 〔小山内薫、永村幸治、柴田雅人〕 ハリー・ウィリアムソン |
撮影 | 大野夏郎 松井孝行 フランク・ベターツビィ |
編集 | 松田美子 |
配給 | グループ現代 |
公開 | ![]() |
上映時間 | 119分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
前作 | ヒバクシャ |
『六ヶ所村ラプソディー』(ろっかしょむらラプソディー、Rokkashomura Rhapsody)は、2006年公開の日本映画。
ストーリー
六ヶ所村核燃料再処理施設の問題を、近隣住民の生活の様子を、背景やそれぞれの思いを交えつつ構成したドキュメンタリー映画。賛成派、反対派、中立派それぞれの住民が登場しているが、再処理施設を運営する日本原燃の職員の登場は先方に断られたとのこと[1]。イギリスのセラフィールド再処理工場も取材し、日常的に放出される放射性物質の影響についての問題提起を行っている。
自主上映会
本作品は自主上映会という形で視聴されることが多いという点で、特異な映画である。多くの自主上映会では鎌仲ひとみ、田中優ら六ヶ所村核燃料再処理施設の稼働反対派の論客による講演会が同時開催されている。
キャスト
スタッフ
備考
セラフィールドで大量の放射性物質が海中に投棄されたのは放出基準が現在と比べて数十倍 - 百倍も高い時代であり、1980年代からは放射性物質の除去技術の開発が進められ、放出量の低減化が図られている[2]。また、原子力安全委員会によると、六ヶ所村再処理施設の推定放出量はセラフィールド(2005年)に比べ実効線量の増加分で1/10程度であるとされる[3]。
注
関連項目
外部リンク
六ヶ所村ラプソディー
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「六ヶ所村核燃料再処理事業反対運動」の記事における「六ヶ所村ラプソディー」の解説
反原発論者で、本施設にも反対の立場である鎌仲ひとみが「中立の立場で」制作したとする映画『六ヶ所村ラプソディー』。この映画は各地で反原発の立場の論者の講演会とセットになった自主上映会が開催されている。代表的な講演者は鎌仲ひとみ、田中優、冨田貴史、木下デヴィッド(プロサーファー)である。
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