全店閉店・会社清算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:04 UTC 版)
2010年1月12日、当社親会社の株式会社ベスト電器は、自社の業績が低迷する中、営業赤字が続くさくらやの業績回復の目処が立たないため、2月28日までにさくらや15店舗すべてを閉店し、さくらや事業から撤退することを発表した。同日、ベスト電器の親会社(当時)であったビックカメラは、さくらやの複数店舗を引き継ぐ方針であると発表したが、その時点では具体的な店名は明らかにしなかった。 ビックカメラは同年1月26日、閉店店舗のうち、新宿東口駅前店、聖蹟桜ヶ丘店、相模大野店、船橋店の4店舗を継承し、同年3月1日を目処に開店予定と発表。ビックカメラは同年2月12日に継承店舗の開店予定を明らかにし、継承店舗は3日から2週間繰り上げて閉店した上で、部分開業を経て全面オープンすると発表した。同年2月28日に残りの11店が閉店し、すべての店舗が閉鎖された。 2010年6月30日付で株式会社さくらやは解散し、同年7月20日に東京地方裁判所から特別清算の開始決定を受けた。特別清算手続を行った後、翌2011年7月27日に東京地方裁判所が会社の清算手続終結決定を行い、名実ともに消滅した。 さくらやのホームページドメインは公式サイト閉鎖まで使用されていたが、2020年現在は栃木県足利市にある不動産会社のさくら屋が使用している。
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