健康ゴールド免許(自助を促す自己負担割合の設定)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 18:07 UTC 版)
「2020年以降の経済財政構想小委員会」の記事における「健康ゴールド免許(自助を促す自己負担割合の設定)」の解説
高齢化社会の進展に加え、医療技術の更なる高度化は医療介護費の増加となる。そして、医療介護費の多くを占める、生活習慣病・がん・認知症といった病気は、普段から健康管理に気を配れば予防や進行の抑制ができるものも多い。しかし、現行制度では健康管理をしっかりやってきた人も、そうでない人も、保険料の自己負担は同じである。これでは健康管理を促す動機付けが十分とは言えないとして、運転免許証のゴールド免許のように、健康管理に努力すれば保険料の自己負担を低くする「健康ゴールド免許」の導入。また、現行制度では自助で対応できる軽微のリスクも、大きな疾病リスクも同じような負担だが、かぜ薬やうがい薬、湿布薬などの市販品類似薬(医師の処方がなくても、薬局などで購入できる医薬品)での軽微のリスク対応には公的保険の適用範囲の見直し。ただし、健康管理などで対応できない人には、きめ細やかな対応が必要ともしている。
※この「健康ゴールド免許(自助を促す自己負担割合の設定)」の解説は、「2020年以降の経済財政構想小委員会」の解説の一部です。
「健康ゴールド免許(自助を促す自己負担割合の設定)」を含む「2020年以降の経済財政構想小委員会」の記事については、「2020年以降の経済財政構想小委員会」の概要を参照ください。
- 健康ゴールド免許のページへのリンク