偏旁の名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/15 05:24 UTC 版)
伝統的に偏旁は、配置される位置によって次のように分けられている。 偏(へん):左側に位置する。 旁(つくり):右側に位置する。 冠(かんむり):上側に位置する。 脚(あし):下側に位置する。 構(かまえ):外側に囲むように位置する。 垂(たれ):上部から左側を覆うように位置する。 繞(にょう):左側から下側をとりまいて位置する。 これは構成要素であるとともに配置の位置をも示すものである。しかし、構成要素として「木」は「杯」のように偏になったり、「床」のように覆われていたり、「柔」のように下にあったり、「朱」のように中心にあったりするものがあり、配置位置と必ず結びつくものではない。また配置位置を表すものとしても 7 種類しかないので偏旁の配置構造を十分に説明できない。
※この「偏旁の名称」の解説は、「偏旁」の解説の一部です。
「偏旁の名称」を含む「偏旁」の記事については、「偏旁」の概要を参照ください。
- 偏旁の名称のページへのリンク