倉敷地とは? わかりやすく解説

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くらしき‐ち【倉敷地】

読み方:くらしきち

中世荘園から年貢などを本所領家輸送する際、中継地として一時保管した場所。倉敷


倉敷地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/05 08:22 UTC 版)

倉敷地(くらしきち)は、中世から近世の日本の領地支配において使用された用語である。

概要

中世の荘園や近世の大名領・幕府領などの領地・支配地における年貢や貢納物を領主の所在地に輸送する目的で、一時的にその物資を保管しておく場所、およびその建造物倉庫)のことである。

その地には蔵屋敷が建ち並んだことから、蔵屋敷が転訛したものともいわれる。

その蔵(倉庫)に物品を預けたときに支払う保管料は、倉敷料(くらしきりょう)・敷料(しきりょう)と呼ばれる。

かつて倉敷地だったところは、地名にその名残を留めているところもあり、倉敷市岡山県)はその代表格である。

参考文献

  • 下中弘『日本史大事典 第6巻』平凡社(1994年)
  • 『大辞林 第3版』三省堂(2006年)

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