使用法と注意点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 09:42 UTC 版)
鉛直(垂直)方向に架ける移動式の梯子を使う際の使用法と注意点を述べる。 立て掛け角度を鉛直から15度または水平線から75度の角度になるように置く。言い換えると、壁から梯子の足までの距離は梯子の長さのおよそ1/4にすると良いことになる。 踏ざん(段)を踏むときはつま先ではなく、土踏まずの部分を踏む。 より鉛直(垂直)方向に近い角度では、登った人が後方に倒れる危険がある。 より水平に近い角度では、梯子が地面を捉えなくなり地面に倒れる危険がある。 踏ざんのうち上から3段目までは登らない(踏まない)。 橋梁点検等において、移動梯子は一時的な足場として使用されることがあるが、日本の労働安全衛生規則第518条では2m以上の高所作業をする際には作業床を設けるか、墜落防止措置を講じなければならないことが規定されている(梯子は作業床の要求を満たしていない)。
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