使用されるウニ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 18:37 UTC 版)
北海道でも積丹半島は特にウニ丼のメッカとして知られ、使われるウニの種類は、ムラサキウニが最も多く80%から90%を占め(場合によっては90%以上)、漁師の呼び名は「しろ」または「ノナ」(語源はアイヌ語に由来)。北海道のものはキタムラサキウニであり、ムラサキウニより一回り大きい。バフンウニは「あか」、「ガンゼ」(甲蠃/石陰子=かせ、がぜに由来)などと呼ばれる。価格もムラサキウニよりも高価である。北海道のものは通常、エゾバフンウニであり、やはり一回り大きい。ムラサキウニの身は白っぽく、バフンウニは赤く見える。食されるのは産卵期の生殖巣(卵巣・精巣)の成熟した部分である。ビタミンB1・B2・B3、リン脂質などを多く含有し、疲労回復、強壮や神経系、脳などに好影響があるとされる。
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