低燃費自動車優遇税制
地球温暖化を防止するため、燃費性能のいいクルマに対して自動車取得税などの軽減措置を適用する制度。国が毎年行っている税制改正のなかで、低燃費車に対する優遇措置は1999年度に初めて適用された。それまでは電気自動車などの低公害車が対象であったが、低燃費車も対象になったのは二酸化炭素の排出量の削減が急務となり、新燃費基準が設定されたことによる。この新燃費基準を達成したクルマに対し、99年度より、自動車取得税について、自家用車には1万5000円、事業用車には9000円を一律に減額する措置が適用された。ただし、2001年度からは新燃費基準を達成し、かつ、低排出ガス車にかぎり同額の軽減措置が適用されている。
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