伝道所建設の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/04 09:28 UTC 版)
「ボリビアのイエズス会伝道所」の記事における「伝道所建設の歴史」の解説
ボリビアでイエズス会伝道所が建設され始めたのは17世紀末のことである。それは主としてサンタクルス県北部のチキトス地方とベニ県のモホス (Moxos) で行われた。 最初の伝道所はサン・フランシスコ・ハビエル伝道所 (Misión de San Francisco Xavier) で、建設は1691年のことだった。続いて1696年にはサン・ラファエル伝道所 (Misión de San Rafael) が建てられ、1698年にはイエズス会士フェリペ・スアレス (Felipe Suárez) によってサン・ホセ伝道所 (Misión de San José) が建てられた。さらに、宣教の過程でサン・フアン・バウティスタ伝道所(Misión de San Juan Bautista, 1699年)、コンセプシオン伝道所(Misión de Concepción, 1709年)、サン・イグナシオ・デ・サムコス(Misión San Ignacio de Zamucos, 1724年)などが相次いで建てられた。最後のものは1745年に放棄されたが、その後もサン・イグナシオ伝道所(Misión de San Ignacio, 1748年)、サンティアゴ伝道所(Misión de Santiago, 1754年)、サンタ・アナ伝道所(Misión de Santa Ana, 1755年)などが建てられた。最後に建てられたのは、1760年のサント・コラソン伝道所 (Misión de Santo Corazón) である。
※この「伝道所建設の歴史」の解説は、「ボリビアのイエズス会伝道所」の解説の一部です。
「伝道所建設の歴史」を含む「ボリビアのイエズス会伝道所」の記事については、「ボリビアのイエズス会伝道所」の概要を参照ください。
- 伝道所建設の歴史のページへのリンク