伝統的な部首分類と漢和辞典の改良
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 00:31 UTC 版)
「部首」の記事における「伝統的な部首分類と漢和辞典の改良」の解説
昭和の始めまで、日本の漢和辞典は、意味による部首分類である康熙字典の分類を踏襲するのが普通であったため、部首を引くのは必ずしも容易ではなかった。たとえば、「忄」(りっしんべん)の字を引くには「心」部を見なければならず、「承」の字は「手」部を見る必要があった。これらは、字の成り立ちに由来していることが多い。また、1946年(昭和21年)の当用漢字表、1949年(昭和24年)の当用漢字字体表による新字体への変更により、旧字体との乖離への対応も必要となった。
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