伊藤長兵衛_(七代)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 伊藤長兵衛_(七代)の意味・解説 

伊藤長兵衛 (七代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 02:20 UTC 版)

七代目 伊藤 長兵衛(しちだいめ いとう ちょうべえ、1868年明治元年)- 1941年昭和16年))は、日本の実業家。初代伊藤忠兵衛は義理のおじにあたる。

来歴

近江国犬上郡河瀬村犬方(現・滋賀県彦根市犬方町)の若林又三郎の次男として生まれる。幼名は長次郎。16歳で伊藤長兵衛商店に丁稚奉公に入る。22歳で六代目伊藤長兵衛の養子となり、1892年(明治25年)に長兵衛の次女やすと結婚して、翌年七代目伊藤長兵衛を襲名した。滋賀県内外への商売が結実して伊藤長兵衛商店は拡大していき、1921年(大正10年)には伊藤忠商店を合併し、丸紅商店を設立して初代社長に就任した。これが現在の丸紅の前身にあたる。

豊郷病院の設立

近隣に診療所が皆無であったことを懸念した長兵衛は、1925年(大正14年)に私財と自宅敷地の大部分を寄付し、豊郷病院を開設した。第二次世界大戦後は伝染病棟を併設し、滋賀県下における伝染病患者の隔離・伝染防止の拠点を受け持っていた。現在は滋賀県湖東地区の総合病院として運営されている。

参考文献

先代
設立
丸紅商店社長(のちの会長)
1921年 - 1931年
次代
伊藤忠三



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「伊藤長兵衛_(七代)」の関連用語

伊藤長兵衛_(七代)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



伊藤長兵衛_(七代)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの伊藤長兵衛 (七代) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS