伊吉真次とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 伊吉真次の意味・解説 

伊吉真次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/25 10:06 UTC 版)

伊吉 真次(いき の ますき、生年不明 - 延暦15年8月6日796年9月11日))は、奈良時代後期から平安時代初期の官人。名は真継とも記される。従五位下大外記で、遣高麗副使を勤めた伊吉益麻呂の息子[1]官位従五位下鼓吹正伊賀守

経歴

称徳朝の天平神護2年(766年)2月、銭100万を献上し、従八位下から従五位下を授けられる[2]

さらに神護景雲2年(768年)2月、鼓吹正に任命されており[3]、その後、光仁朝宝亀2年(771年)9月、相模伊波に職を譲っている[4]

史書に現れているのは以上だが、系図によると、伊吉益麻呂の子で、「宮主従五位下伊賀守鼓吹正、或真継」とあり、「母忌部首黒麻呂女、自元祖十世、延暦十五年八月六日卒」と記されている。秦真成の娘との間に氏麻呂をもうけており、真次の4世の孫に『日本三代実録』貞観14年(872年)4月条、同5年9月条などに名前の見える是雄がいる[1]

官歴

注記のないものは『続日本紀』による

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 松尾社家系図
  2. ^ 『続日本紀』巻第二十七、称徳天皇 天平神護2年正月14日条
  3. ^ 『続日本紀』巻第二十九、称徳天皇 神護景雲2年2月18日条
  4. ^ 『続日本紀』巻第三十一、光仁天皇 宝亀2年9月16日条

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  伊吉真次のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

伊吉真次のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



伊吉真次のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの伊吉真次 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS