伊勢貞運とは? わかりやすく解説

伊勢貞運

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/16 14:29 UTC 版)

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伊勢 貞運(いせ さだかず、生年不明 - 天正18年(1590年))は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将後北条氏の家臣。通称は又七郎。受領名備中。『後北条氏家臣団人名辞典』は伊勢貞就の子と推定する。

北条氏所領役帳』には貞運と推定される人物の計95貫の知行高が記されている。

貞運は北条氏の一門衆で有職故実年中行事に精通していた。北条幻庵が吉良氏朝に嫁ぐ娘に持たせた『幻庵おほへ書』には、武家の仕来として伊勢備中守の教えが記されている。

また、評定衆も務めていたとみられる。天正4年(1576年)の関宿城の普請の際には貞運と思われる人物が指導を行っている。

天正18年(1590年)、小田原征伐の際に戦死した。

参考文献

  • 下山治久『後北条氏家臣団人名辞典』(東京堂出版、2006年) ISBN 978-4-490-10696-1
  • 阿部猛、西村圭子『戦国人名辞典 コンパクト版』(新人物往来社、1990年) ISBN 4404017529




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