交わり (集合論)とは? わかりやすく解説

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共通部分 (数学)

(交わり (集合論) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/03 04:41 UTC 版)

数学において、集合族共通部分(きょうつうぶぶん、: intersection, meet)とは、与えられた集合の集まり(族)全てに共通に含まれるを全て含み、それ以外の元は含まない集合のことである。

共通集合(きょうつうしゅうごう)、共通分[1](きょうつうぶん)、交叉(こうさ)、交差(こうさ)、交わり(まじわり)、積集合(せきしゅうごう)、(せき)[2]などとも呼ばれる。

ただし、積集合は直積集合の意味で用いられることが多い[要出典]

定義

二つの集合の交叉

共通部分のベン図による視覚化

集合 A, B の交わりは AB と記される[5]。これは

xABxA かつ xB

ということであり、記号では

AB = { x | xA xB }

と書ける。AB に含まれるような元が存在するとき AB とは互いに交わるあるいは交わりを持つという。

また、そのような元の存在しないとき AB互いに素であるまたは交わりを持たない (disjoint) といい、

AB = ∅

と書く。ただしここで、 空集合を表す。

有限個の交叉

有限個の集合 M1, … Mk の交わり

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