井戸茶碗 銘・喜左衛門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 15:07 UTC 版)
朝鮮王朝時代(15 - 16世紀)の作。「井戸茶碗」は朝鮮半島では日用雑器として作られた茶碗を日本の茶人が茶器に見たてたもの。この「喜左衛門井戸」は、井戸茶碗と称される一群の茶碗の中でも古来名品と称され、江戸時代から著名なものである。高台周囲の「梅花皮」(かいらぎ)と称する景色が見所である。大名茶人として知られる松江藩主・松平不昧をはじめとして、この茶碗の所持者が相次いで腫物を病んだために不昧没後にゆかりの寺である孤篷庵に寄進され現在に至る。
※この「井戸茶碗 銘・喜左衛門」の解説は、「孤篷庵」の解説の一部です。
「井戸茶碗 銘・喜左衛門」を含む「孤篷庵」の記事については、「孤篷庵」の概要を参照ください。
- 井戸茶碗 銘喜左衛門のページへのリンク