二十六夜塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/27 02:18 UTC 版)
旧暦26日の月待の記念として造立した塔である。愛染明王を本尊とし、月待を行う日は、正月26日、7月26日、毎月26日など、地方によって異なる。「二十六夜塔」などと刻まれた文字塔と愛染明王の刻像塔が関東地方以北を中心に分布する。江戸では旧暦7月26日の月を阿弥陀三尊の出現(月光の中に弥陀・観音・勢至の三尊が現れるという言い伝え)として拝んだ。二十六夜待ちは、江戸では高輪から品川あたりにかけて盛んに行われた。
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