二つの讃歌への前奏曲とは? わかりやすく解説

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二つの讃歌への前奏曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/14 06:59 UTC 版)

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二つの讃歌への前奏曲」 (ふたつのさんかへのぜんそうきょく) は、1935年早坂文雄が作曲した管弦楽作品である。

曲の概要

1935年、当時21歳の早坂が日本放送協会の「祝典用管弦楽曲」公募に応募し[1][2]、第二位に入選した作品である。また彼の管弦楽作品の処女作でもある[3]。全二楽章、演奏時間は10分程度。

楽器編成

フルート2、オーボエ1、コーラングレ1、クラリネットB♭2(2番はA管持ち替え)、バスクラリネット1、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、トロンボーン1、ティンパニハープ弦楽五部[4]

初演

1936年1月1日の昼、ラジオによって放送初演された。山田耕筰指揮、日本放送交響楽団 (旧新交響楽団) の演奏である[5]

脚注

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  1. ^ 秋山邦晴『昭和の作曲家たち:太平洋戦争と音楽』みすず書房、2003、p.483
  2. ^ 片山杜秀. “早坂文雄”. オーケストラ・ニッポニカ. 2018年6月24日閲覧。
  3. ^ 『七人の侍 早坂文雄の世界』(風樂、NOOI5005)の奥平一による曲目解説より。
  4. ^ 「早坂文雄作品展 : 没後五十年記念 : オーケストラ・ニッポニカ第10回演奏会」プログラム、オーケストラ・ニッポニカ、2006、p.6
  5. ^ 秋山邦晴『昭和の作曲家たち:太平洋戦争と音楽』みすず書房、2003、p.483

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