にゅうせん‐せんいせんしゅ〔‐センヰセンシユ〕【乳腺線維腺腫】
乳腺線維腺腫
乳腺線維腺腫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/10 06:16 UTC 版)
乳腺線維腺腫 (にゅうせんせんいせんしゅ、英: Fibroadenoma)は、性成熟期の女性の乳房に発生する良性乳腺腫瘍である(ICD10コード:D24 乳房の良性新生物 ICD-Oコード:9010/0)。自己触診で乳腺の弾力のあるしこり(英: lump)として触れることができる。乳がん検診でもマンモグラフィーで境界明瞭な類円形透亮像または粗石灰化を伴う腫瘤として検出されることが多い。線維腺腫から癌が発生することはほとんどない。画像診断で癌との鑑別が困難な例では,穿刺吸引細胞診や針生検による病理検査の対象となる。大多数は未治療のまま経過し閉経期を過ぎると自然退縮することが多い。
- ^ “乳腺外科|クリニックフラウ栄|名古屋市中区栄-乳腺外科・婦人科” (日本語). クリニックフラウ栄. 2022年8月31日閲覧。
- 1 乳腺線維腺腫とは
- 2 乳腺線維腺腫の概要
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