主演「マニアック」の成功
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「ジョー・スピネル」の記事における「主演「マニアック」の成功」の解説
1980年、『マニアック』(Maniac)で製作総指揮、脚本、主演を担当した。監督はウィリアム・ラスティグ(William Lustig)であるが、彼とはダリオ・アルジェントやロジャー・コーマンなどの撮影現場に同道した朋友であった。『マニアック』作成に当たり、ジョー・スピネルがアイデアを練り、制作費を借用して、ウィリアム・ラスティグに監督を担当させた。しかし、配給先の目途がなく、2人でフィルムを持参して各映画会社を回り、要望に応えた再編集をしたという。こうして公開に至った『マニアック』だが、高い評価を獲得し、ウィリアム・ラスティグには次の仕事のオファーが来るようになった。彼はジョー・スピネルの逝去を悲しみ、人生の師と仰いだという。なお、『マニアック』では著名な特殊メイクアップアーティストであるトム・サヴィーニが特殊メイクを担当するとともに、自らも出演している。これは、低予算のためにトム・サヴィーニが所有していた特殊メイク道具をトライアル的に使用するという目的で実現したとされる。
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