主な危険なサソリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:06 UTC 版)
ストライプバークスコーピオン Centruroides vittatus セントルロイデススコーピオンとも呼ばれる4 cmほどの小型種。弱々しくみえるが強力な毒をもつ。フロリダにも近似種のCentruroides gracilisが分布し、いずれも毒性が強い危険な種である。 オブトサソリ Leiurus quinquestriatus 中近東に生息し、終体第5節が黒いのが特徴。 通称「デスストーカー」(Deathstalker)。サソリのなかで最強の毒をもつといわれる。非常に攻撃的で素早い危険なサソリ。 イエローファットテールスコーピオン Androctonus australis 北アフリカに分布する尾の太い中型のサソリ。強い毒を持ち、死亡例もある。近似種のAndroctonus bicolorや、Buthus occitanusと共に危険な種である。ペットとしての人気は高かったが、他のキョクトウサソリ達と同様に、後に法律により研究施設等以外での飼育は禁止されている。 サウスアフリカンジャイアントファットテールスコーピオン Parabuthus transvaalicus ジャイアントデスストーカーとも呼ばれる南アフリカ産の黒い大型サソリ。大型なので注入できる毒の量が多い。近似種のParaduthus lisomaと同じく、毒液を周囲に噴射する。
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