丹生川神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 02:11 UTC 版)
丹生川神社 | |
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所在地 | 岐阜県高山市丹生川町坊方2373 |
位置 | 北緯36度9分59.3秒 東経137度19分2.2秒 / 北緯36.166472度 東経137.317278度座標: 北緯36度9分59.3秒 東経137度19分2.2秒 / 北緯36.166472度 東経137.317278度 |
主祭神 | 火結大神 |
社格等 | 銀幣社 |
創建 | 不詳 |
丹生川神社(にゅうかわじんじゃ)は、岐阜県高山市丹生川町(旧・大野郡丹生川村)に鎮座する神社。
神社名は大野郡丹生川村に因む名であり、奈良県の丹生川上神社、丹生川上神社上社、丹生川上神社下社とは直接の関係は無い。
概要
元は丹生川村大字坊方に鎮座する八竈神社であったが、明治末期の神社合祀により村内の幾つかの神社が合祀され丹生川神社に改称した。
創建時期は不詳。かつては「八相の森」「八面荒神宮」と称していた[1]。
1868年(明治元年)に八竈神社に改称[1]。1871年(明治4年)に村社となる。
1907年(明治40年)、熊野神社及び貴船神社を合祀。同時に八竈神社から丹生川神社への改称を岐阜県に願い出、翌年許可を得る[2]。1913年(大正2年)に熊野神社を合祀。1914年(大正3年)に丹生川神社に改称する[3]。
その後、昭和初期にかけて丹生川村内の神社(神明神社、熊野神社、諏訪神社、美女島神社など)を合祀する[3]。相次ぐ合祀により境内が手狭となったため、1952年(昭和27年)に境内の拡張と整備を行い、本殿などを新築[3]。同年、白山神社を合祀。
1956年(昭和31年)、岐阜県神社庁よりに銀幣社に指定される[3]。
主祭神
合祀[1]
境外末社
- 旧・熊野神社(町方、1913年合祀)跡地[3]
- 町方(町方の旧・熊野神社(1913年合祀)跡地)と坊方(坊方の旧・熊野神社(1907年合祀)跡地)の2個所がある[3]。
天然記念物
- 丹生川神社の大杉(高山市指定天然記念物)[4]
脚注
参考文献
- 土田吉左衛門 編『飛騨の神社』飛騨神職会、1987年4月。国立国会図書館書誌ID:000001983469。
- 丹生川村史編集委員会 編『丹生川村史 通史編 二』丹生川村、2000年。
外部リンク
- 丹生川神社 - 岐阜県神社庁
- 丹生川神社のページへのリンク