中枢院 (李氏朝鮮)とは? わかりやすく解説

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中枢院 (李氏朝鮮)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/14 01:01 UTC 版)

中枢院
各種表記
ハングル 중추원
漢字 中樞院
発音 チュンチュウォン
日本語読み: ちゅうすういん
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中枢院(ちゅうすういん、チュンチュウォン)は、朝鮮において、高麗から李氏朝鮮初期に置かれた官衙。王命の出納、兵機、宿衛、警備などを行った。朝鮮中期以降は有名無実化して実務がなくなり、職務を持たない文武官を優遇した。正一品衙門。

991年成宗10年)、に使臣として遣わされた兵官侍郎の韓彦恭が、宋の枢密院の制度を参考に提案して創設された。1009年顕宗元年)に権臣康兆によって廃止され、仮に中台省が設置されたが彼の死後は再び戻った。

1400年定宗2年)、三軍府を統合させて承枢府としたが、1405年の官制改革により、王命の出納などの機能は承政院として独立させられ、軍権は兵曹の管轄になるなどして承枢府はその実権を失った。1466年世祖12年)、中枢府に改称された。

構成

官位 官職 定数 備考
正一品 領事 1人
従一品 判事 1人
正二品 知事 1人
従二品 同知事 1人
従四品 経歴 1人
従五品 都事 1人

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