世界危機遺産とは? わかりやすく解説

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危機遺産

読み方:ききいさん
別名:世界危機遺産

危機にさらされている世界遺産のこと。特に、戦争開発、あるいは自然災害などの影響によって、その価値を失う危険性が高い遺産危機遺産リスト登録される2012年7月時点で、危機遺産には38件が登録されている。

危機遺産を設けることで、財政支援はじめとする国際的な協力要請する意図があるとされる一方で危機遺産リスト登録されていた世界遺産のうち、その危機脱したみなされ場合は、危機から救われ遺産として危機遺産リストから削除される

戦争自然災害など以外にも、観光によって世界遺産被害受けている例もある。特に世界遺産への落書き観光客残したゴミなどが問題になっている

2013年6月には、古都アレッポパルミラ遺跡など、シリアにある計6ヶ所の世界遺産が危機遺産として、新たに登録された。2011年頃から続く国内騒乱によって、シリアの世界遺産一部などが破壊されていることなどが理由として挙げられている。

関連サイト
危機にある世界遺産 - 公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟



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