不完全型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 03:06 UTC 版)
心室中隔欠損(VSD)は認めず、病態は、基本的に二次孔型の心房中隔欠損(ASD)に準じたものとなる。また、房室弁が心尖方向に下がるという房室弁付着下方偏位(scooping)に伴い、僧帽弁閉鎖不全(MR)や三尖弁閉鎖不全(TR)が認められうる。これに加えて僧帽弁前尖に裂隙を認めることが多く、これによるMRの程度に応じて、ASDに伴う左右短絡の程度が左右される。
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