三角形の底辺と高さ (中線と中点連結)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 16:05 UTC 版)
「三角形」の記事における「三角形の底辺と高さ (中線と中点連結)」の解説
三角形の 3 つ辺のうち一つを選んで底辺とし、その対頂点から底辺(またはその延長)に下した垂線から、三角形が切り取る線分(線分の長さ)を、三角形の高さという。どの辺を底辺と見るかによって、三角形には 3 つの高さを考えることができる。底辺の対頂点を通る、底辺の平行線を引くとき、平行線の間の距離は三角形の高さに等しい。 底辺の中点と、対頂点を結ぶ線分を、三角形の中線という。どの辺を底辺と見るかによって、三角形には 3 つの中線を考えることができる。三角形の中線は、三角形の面積を二等分する。 底辺を除く 2 つの辺それぞれの中点を結ぶ線分を、三角形の中点連結という。どの辺を底辺と見るかによって、三角形には 3 つの中点連結を考えることができる。三角形の中点連結は、底辺と平行で、長さは底辺の半分に等しい(三角形の中点連結定理)。
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